「着色魚」の裏話

よしを

まるでペンキを吹き付けられて色を付けられた”カラーひよこ”の様であるが、ひよこは着色されているのが羽だけなので羽が生え代わると元の白い鶏に戻れるが、着色魚は色素を皮膚の下に注射されているので元には戻らないと思う。

とても酷い仕打ちであり魚虐待だと思う。
多くの購入者はそんなことを知らず、生まれつきの体色だと思って綺麗だと感じて買う初心者だけだと思う。

しかし、この事実だけは広く知ってもらってそんなことを魚に施してもだれも見向きもしないようになって、魚に無理矢理色を付けて販売するなどと言うばかげた行為をしなくなって欲しいと私は望みます。

もし知らずに買ってしまって今家の水槽に居るという人はそういった可哀想な仕打ちを受けた魚だと思ってよりいっそう可愛がってやって下さい。

iseki(井関)

ラージグラス・スマトラ等にも着色魚はあります。
カラーラージグラスの蛍光色は、金魚&熱帯魚・ホームセンター生体コーナーにおいては定番商品のような気がします。

グリーンスマトラは着色魚ではなく、品種改良した緑色と私は聞いています。

基本的には魚の新陳代謝によって、徐々に色あせる場合が多いようです。
「色が落ちた。不良品。」と客からクレームを付られないように、店頭での「表示」はきちんとしていただきたいものですね。

でも「色素注入」と、餌とかホルモン剤による「色揚げ」との違いを考えると、両者の境目が怪しくなってきますね。

例:(食紅で染め上げたようなディスカスとかプラチナカラーのアロワナとか・・・。)

AKIBA(秋葉 義夫)

私の個人的な見解ですが、
・色揚げ:魚自体が発している色を、より強めること。
・着色魚:魚が本来持ち得ない色を与えること。
の違いでしょう。魚本来が持ち得る体色 & 自然原料の使用(カロチノイド等)で、色揚げは魚自体に影響を与えるものではないことから「許される」ってとこでしょうか。

私は魚自体に「人為的な操作」をしていることから、どちらも差異はないと考えます。鑑賞魚の歴史って「人為的な操作」の繰り返しですよね。金魚なんて「それしかない」ですし。

ラージグラスやアルビノアエネウスに着色して「生かしておく」のと、グッピーやディスカスのように選別して「殺す」のと、果たしてどちらの罪の方が重いのでしょうか?私には変わらないように感じます。

カラーリングされた魚たちは「一時の流行」だと思われますので、この先消えることは明白でしょう。しかし「人工的な選別淘汰」はこれからも行われていくでしょうし、品種改良などは更に盛んに行われることでしょう。つまり、鑑賞魚と人為的操作は切っても切れない関係にあると思うのです。この点から、今更カラーリングされた魚が出回っているからとて、それは「延長線上の話」でしかないと考えますが。

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