「餌金」
読み:”えさきん”

解説

肉食魚用の活き餌として与える金魚。
少し大きなアクアショップに行けば観賞用の金魚とは別に販売している、通常は陳列しおらず店の奥の水槽などに有るので知らないと気が付かない。

最近は肉食魚用の活き餌もコオロギ等流通する種類や量も増えたようである。
マニアに言わせると餌金ばかりを与えていると栄養が偏り良くないと言う。
一部にはネオンテトラやグッピー等観賞用として愛飼されるような種類の熱帯魚を与えるマニアもおり、それを考えると複雑な気分になる。

好きな人間にとっては自分のかわいがっている肉食魚が荒々しく活き餌を食べる姿は快感かも知れないが、未だに女性をはじめ一般人にはあまり好かれない。

ちなみに餌金という種類の金魚ではなく、活き餌用に流通している金魚の総称である。

通常、流通しているのは「和金」がほとんどですが、中には「コメット」も混じっていたりします。また、なかなか奇麗な模様の「三尾和金」もいたりして、こういうのはついつい最後まで与えるのをためらったりします。

ちなみに餌金が大きくて口に入らないような肉食魚へは、メダカ(カダヤシ)を与えるのが一般的ではあります。

メダカも金魚も生餌としてはとてもお手ごろなのですが、どちらもビタミンB1破壊酵素である「サイアミナーゼ」を多量に保持していますので、これだけを与えるのは体系の歪みや早死を引き起こすこととなります。

解説者:よしを、AKIBA(秋葉 義夫)

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