「プロテイン・スキマー」
読み:”ぷろていん・すきまー”

解説

一般的な物理ろ過では除去できない水中に溶けている微細なゴミを取ってしまう器具。
筒のような本体に海水を循環させそこに細かいエアーを大量に放出させることで、泡がゴミを押し上げている構造になっている。
エアーポンプで海水を循環させるものと、揚水ポンプを使用し強制的に水を循環させる2タイプがある。
とにかく泡立てないと効果がないので、大容量のエアーポンプととにかく細かい泡のでるエアストーンが必要。
リッチなマリンアクアリスト(?)の使用率は高いが、ハッキリ言って効果薄。
ばかでかく、いかにも科学実験的なその容姿は、インテリア水槽には不向き。
また、オゾナイザーを発生させる筒として使用するケースも多い。

海水魚メインのコミュニティータンクにおいては、通常必要ないものとして考えられるが、無脊椎動物を主体とした魚のいない水槽では、通常のフィルター(上面、底面等)を使用せずに、物理的濾過をプロテインスキマーのみで行う場合がある。

解説者:MC−IWA

関連用語

ベルリン式水槽

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