「白化現象」
読み:”はっかげんしょう”

解説

水草水槽において植物の葉っぱの色 つまり緑色の葉緑素をつくるのに必要な物質(鉄分やマグネシウム)が不足すると植物が葉緑素を作ることができずに葉色が白っぽくなる現象を言う

植物は主に葉緑体と言うところで光合成を行ってその成長エネルギーを得るので白化がおこると植物は衰弱してしまう

白化現象というのは、主に肥料分(含む微量元素)が不足してそのために水草が生長障害を来たし白い葉を展開する事を言うと思う。

植えた草が肥料不足以外の原因でちゃんと育たず葉が白くなったりするのは単に「根付かなかった」とか「枯れた」「ダメになった」と言い白化現象とは言わない事が多い。

買ってきて植えて根も伸びずにダメになった草を、あたかもちゃんと育っていたが肥料切れになってダメになったかのような印象を与えるために「白化現象を起こして駄目になった」と言うのは反則である。

肥料不足になったときに白化現象を起すのを見分けやすいのは、エキノドルス類とサジタリア類でしょう。

解説者:いさぱっぱ、よしを

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