「インテリア水槽」
読み:”いんてりあすいそう”

解説

17リットル〜40リットル程度の小型の水槽でテーブル上での設置面積を減らす為、縦長の水槽が多い。
濾過室照明等が一体化されている。
ガラス製ではNISSOのルームメイト等が代表的。
プラスチック製の物もある。

濾過室や照明が本体水槽と一体化されているため、照明の追加、濾材の変更等ユーザーの工夫の余地があまりない。
ルームメイト改造マニアも存在し独自の改造を楽しんでいる様子。

総水量が少なく外気温の変動を受けやすいので、夏場の温度上昇に特に注意が必要。
照明は小さいので中に入れる水草も種類は限られてくる。
価格も普通の60cm標準セットよりも遥かに高いので、初心者向けの最初の水槽とはいいがたい。

水槽の形態がどうであれ、とにかくインテリアという言葉に弱い日本人は、まずこのタイプの水槽に目がいくようで、ショップなんかでも”さぁ熱帯魚を飼おうか”なんてな事を思ってる人がまじまじと見つめている光景をよく見かけます。

このタイプの水槽での美しい水景の維持というのは総水量の関係からも案外難しく、実は、マニアがあれこれ考えながらそのもてる技術を駆使し、遊ぶのに適した水槽であったりする。

解説者:iseki(井関)、JYOUJI

トップページへ戻る