水質とCO2

一言で水質といっても色々な要素が有ります。
熱帯魚を飼育していて始めに知る水質を表す用語がpH(ペーハー)です、pHは水の酸性・アルカリ性を表す単位で7を中性に数字が低くなると酸性を、高くなるとアルカリ性を表します。
水草を育成する場合その多くが弱酸性の水質を好むため6.5〜6.8程度の水質で安定させるのが良いとされています。

pHを意図的に変動させる方法としては

  1. pHプラスやpHマイナスと言った薬品を使用する。
  2. ピートなどで処理する
  3. 二酸化炭素を添加する

の3通り程度が有ります。
薬品を使用するというのは酸等を水槽に添加するのですが、pHを下げる薬品はその成分が水草に吸収されやすく水草水槽では効果が持続しにくいことからあまり使われることはありません。
ピート処理は使い方によっては有効ですが、pHをどうやって安定させるかが難しいようです。
水草水槽の場合はそもそも水草が消費する目的で二酸化炭素を添加していますから、その溶解量でpHをコントロールするというのが一般的です。
ちなみに
溶存二酸化炭素濃度が上がればpHは下がり
溶存二酸化炭素濃度が下がればpHは上がります

水槽水の科学については おーつかさんのページ をご覧下さい。


よしを’sホームページへ