よしを’S質問箱(Deep編)
分類 @@#器具#@@
Q1011.ブリーディング用水草水槽の底床
【匿名希望さんからの質問】
私は今、ニッソーのルームメイト901でアピストを入れる水草水槽を作りたいのですが、アピストのブリーディングをしたいので、稚魚が穴に落ちないように底床をどれにするか悩んでいます。そこで疑問なのですが、      
1.ソイルだと底床が掃除できないので水質悪化するのでしょうか?
2・底床は敷かないほうが良いのでしょうか?
3・お勧めの底床はありますか?
フィルターは外部式で、照明はあまり多くとれません。よろしくお願いします。

A1011.稚魚と設備
水槽設備の構成が今ひとつはっきりと分かりませんので何とも言えませんが、もし標準通りのルームメイトだった場合。
・底面濾過なので底床内に稚魚が吸い込まれるか?
一般的には底面吸い込み式の濾過を採用しているときに、稚魚が底床に吸い込まれると言うことは無いと思います。
稚魚もそれほど鈍くさくありませんし底面吸い込みの吸い込む力もそれほど大きくありませんので。・その他の経路で濾過部分に稚魚が吸い込まれるか?
底床吸い込みの他に背面の壁下の方にスリットがあったかと思いますが、それが底床の下に隠れている状態でない場合稚魚が吸い込まれる場合も有るでしょう。
・底面濾過以外の濾過方法の場合は?
標準のルームメイトの構成以外に濾過装置を稼働させている場合は、底面吸い込み以外の濾過装置への吸い込み口というのは確かに稚魚を吸い込んでしまう場合も有ります。
外部濾過装置のストレーナやエアリフト式の投げ込みフィルターの吸い込み口がそれに該当します。
ブリーディングをメインにする水槽の場合はストレーナの先にスポンジを付けたりして稚魚を吸い込まないような工夫をした方が良いでしょう。
しかし該当の魚種がアピストの場合は稚魚が有る程度大きくなって自由に泳げるようになるぐらいまでは親が稚魚を安全な場所に集めて子育てしますので、さほど気にしなくても稚魚が濾過装置の入り口に吸い込まれるというケースは少ないと思います。

底床を使わないで水草を育てるにはポットを使用したりする方法も有りますが、水草水槽を目指しているのなら底床は通常通り使った方が良いです。
ルームメイトなら底面濾過も機能していますのでアクアソイル系やアクアプラントサンドのような粒が潰れる底床は向いてないです。
ブリーディング兼水草水槽ならオーソドックスな大磯砂が色々な面で一番良いと思います。

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