よしを’S質問箱(Deep編)
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Q1033.自家製コントラコロラインについて
【亀さんからの質問】
いつも大変お世話になっております。水槽を始めて約3年になりますが、どれだけこのHPが役に立ったか解らないほどです。本当に有難うございました。
さて、質問ですが自家製コントラコロラインが腐ってしまいます(かなりの腐敗臭がします)。自分が考えると、
1.少量作って冷蔵庫で保管。
2.コントラコロラインのようにメチレンブルー(でしたっけ?)をいれる(腐らないかどうかは解らないけれど?)。
3.あきらめてめんどくさくてもハイポのまま使うかコントラコロラインを買う。
4.腐ったままでも問題無し(メダカに偶然直接かかったら即死したけど他のメダカは元気。塩素が抜けているかどうかは調べていません)。
ぐらいです。何か対策を立てていらっしゃいますか?よろしくご指導ください。
A1033.うちでは腐らない
最近私もあまり水替えしないので自家製コントラ・コロラインずいぶん前に作ってまだ残っております。
3ヶ月以上前に作成した物ですが、本日においをかいだりしましたが特に腐っているような感じではありませんでした。

作成保存するときの容器を清潔な物にするなどの対策で解決できるのではないかと思います。
水は塩素が抜けてると雑菌が繁殖するようになり状況によっては腐りやすくなります。
自家製コントラ・コロラインは当然その溶液の中に塩素は存在しません、従って作成するときや保存の間に雑菌が入っていると繁殖できる状況になると思われます。

製造するとき、保管するときの容器は綺麗に洗浄して、冷暗所に保管すれば良いように思います。
容器も光を通さない物などを選んだ方がよいでしょう。

どうしても腐ってしまうような場合は濃度を濃く作って使用する量をその濃度に合わせて少なくした自分オリジナルな調合と使用量に工夫してみれば改善できるのではないかと思います。
  • 2004/6/15 ポンポコ Pさんよりご意見情報投稿
    自家製コントラコロラインは長期保存すると水道水中のミネラル分と反応し白濁した沈殿を生じる場合があります。
    このとき当然塩素を中和する力は弱くなります。
    このようなことを避けるには精製水を用いるのも一つの手段だと思います。
    精製水とはイオン交換法などにより不純物を取り除いた工業的に作られた純水で、薬局、薬店で500ml入りが100円弱〜150円ぐらいで購入できます。
    薬品の希釈などに用いられますが一般的にはコンタクトレンズの洗浄に用いられる場合が多いので、そのようなコーナーを探してみると良いと思います。
    ハイポの結晶をそのまま用いるのは、結晶一粒でだいたい50〜100リットルの水道水の塩素中和能力があるので過剰添加になる場合があるのと、結晶がなかなか溶けないという問題があります。
    それに対する簡便さを求めてコントラコロラインなどの液体中和剤が用いられるようになったのだと思います。
    コントラコロラインの使用量については「メーカーの発言ボード」のコーナーのAQUASHOP EverGreen さんの発言にメーカー使用説明量の1/10でよい、というような発言があります。
    私も実験したところ同じような結果が出ました。
    メーカーが安全マージンを十分取っているためかと思われます。
    直接水槽に水道水を入れるのではなく、バケツなどの別容器で完全に中和させてから水槽に入れるのなら、メーカー表示量の1/10〜1/5でよく、この場合いろいろな手間などを考えるとコントラコロラインは決して高いものではないと思われます。
    しかし、塩素の添加量は場所によって異なりますし、また、同じ場所でも季節により変化します。
    添加量を調節する時はタニタの「ミズミル」などの塩素チェッカーなどで確認しながら行った方が良いと思います。

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