ミズタガラシ
Cardamine lyrata Bunge



[アブラナ科]
 田圃の用水路などに希産する抽水性の多年草で、漢字で水田辛子と書きます。 水中を匍匐する姿は陸生のノチドメグサに似ています。
 水槽の中で育てると光の関係かと思いますが、時として葉がピンクに染まることもあります。 ただ成長が早いため観賞用としては頻繁なトリミングが必要となります。
写真右は敦賀市中池見湿原。


分布等
項 目 説  明
 和 名 
ミズタガラシ(別名:ツルタネツケバナ)
 漢字名 
水田辛
 科 目 
離弁花亜綱アブラナ科
 学 名 
Cardamine lyrata Bunge
 分 布 
日本、朝鮮、中国大陸、シベリアなど。



草の特徴
項 目
説  明
生育環境
水湿地などに稀産する抽水性の多年草。
繁殖・越冬
種子または根茎で越冬。
葉の形
つぶれた楕円形。
葉の先端
円頭。
葉の縁の形(葉縁)
波状全縁。
茎への葉のつき方(葉序)
互生。
 茎 
長い匍匐形を出す。
地下茎
白い根を葉腋から多数伸ばす。
花のつき方(花序)
総状花序。白花。
葉の色
利取り色。黄
草 体





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