ウリカワ
Sagittaria pygmaea Miq



[オモダカ科]
水田や沼池の浅水中に群生する抽水性の多年草です。種子または塊茎で越冬し、夏から秋にかけて地下茎の先に塊茎を作ります。
この塊茎から新しい芽が出て増えていきます。繁殖力が強いので水田耕作にとっては迷惑な草です。
和名の瓜皮は瓜の皮に似ているからつけられました。写真は4月中旬のものです。まだ花茎などは上がってきていません。
分布等
| 項 目 |
説 明 |
| 和 名 |
ウリカワ(別名:オオボシソウ、ウリカワグサ) |
| 漢字名 |
瓜皮 |
| 科 目 |
単子葉植物綱オモダカ科 |
| 学 名 |
Sagittaria pygmaea Miq |
| 分 布 |
日本、中国、朝鮮、台湾などに分布 |
草の特徴
| 項 目 |
説 明 |
| 生育環境 |
水田や池沼に群生。抽水性の多年草。 |
| 繁殖・越冬 |
種子または塊茎で越冬。 |
| 葉の形 |
幅のある線形。 |
| 葉の先端 |
鋭頭または鈍頭。 |
| 葉の基部 |
叢生 |
| 葉の縁の形(葉縁) |
波状鋸歯。 |
| 茎への葉のつき方(葉序) |
互生。 |
| 茎 |
葉柄の基部は広がり茎を抱くように鞘状。 |
| 地下茎 |
多数のひげ根が泥底に広がる。 |
| 花のつき方(花序) |
5cm−10cmの総状花序。 |
| 葉の色 |
緑色、光沢あり。 |
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