よしを’S質問箱
分類 @@#器具#@@ @@#CO2#@@
Q54.CO2レギュレータについて
【スカさんからの質問】
C02小型ボンベのレギュレータについて教えて下さい。
各社からいろいろ出ていますが、減圧機能付き、プラス残圧計or二次圧力計等がありますが、特に二次圧力計が付いていない場合は何を目安に圧力調整するのでしょうか?
減圧機能付きのハンドルは圧力を制御するのか?量を制御するのかどちらですか?
また、二次側圧力は何Kg/cmに調整するのでしょうか?
よろしくお願いします。
A54.2次圧は1〜3kg/cm2に
2次圧可変式レギュレータで2次圧力計が無い場合ですが、その様な場合たぶんそれぞれの製品の取扱説明書に、”調節バルブを閉状態から1/2回転”とかそういった指示がされていると思います。
まあ、多くの場合そういった2次圧可変のレギュレータでも最大で7kg/cm2程度にしかならないでしょうから、多少圧を高く出しすぎたとしても規定通り電磁弁や耐圧ホースを使っていれば、問題なく耐えられる圧力です。

残量計というのは能書きには”残量が分かる残量計”等と書いてある商品も有るようですが、実際の所は1次圧力計です。
二酸化炭素の場合は残量と1次圧とは比例しませんので、レギュの残量計とされているメーターが半分になったとすると空になったと思って間違いないです。
ということで、残量計とは名ばかりで残量を見ることは出来ません。

2次圧の調整圧力ですが、通常は1〜3kg/cm2程度です。
2次圧固定式のレギュレータがだいたい2.5〜3kg/cm2に設定されているはずです。

工業用の小型の電磁弁やスピードコントローラーを使う場合にはもう少し低め(1kg/cm2程度)に設定した方が良い場合もありますが市販の電磁弁やスピコンを使う分には2.5〜3kg/cm2程度で十分です。

減圧機能付きのハンドルというのは2次圧を調節する物か流量を調節する物でスピードコントローラー機能がレギュと一体に成っている物かは”減圧機能付きハンドル”という表現からは判断できないです。

2次圧の調節はアクアリウム用としての製品ならそれほど神経質に調整する必要は有りません。
スピードコントローラーの特性で3kg/cm2ほどの圧力にしておいた方が調整がしやすい物と低い圧力の方が微調整が効く物と有るようですから、お使いのセットで調節がやりやすいポイントを探すようにすればOKです。

以上のようなことがあるので、私は人にお勧めするときに「レギュレータはメーター無しで2次圧固定式の物で十分」と言ってお勧めしています。


よしを’s質問箱トップへ

よしを’sホームページへ