よしを’S質問箱
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Q95.小型水槽でのCO2溶解方法について
【わたるさんからの質問】
現在、私は45センチの水槽でパールグラス、ヘアーグラス、ロタラ・インジカを育成しています。
CO2の添加方法はパレングラスでエーハイム2211のシャワーパイプの水流で水槽内でかき混ぜている様な状態でしたが、水流が強く苔が発生してしまいました。そこでシャワーパイプをガラス面に向けて水流を抑える様にしました。
すると水流が弱まった為、苔の発生は抑えられるようになりましたが、パレングラスから拡散されるCO2の気泡は弱まった水流の為に水槽内でかき混ぜられず、そのままCO2の気泡が水面に上がってしまいます。
水槽の高さが30センチで底床が5センチですので、底床の上にパレングラスを設置すると実質CO2の気泡が水中を漂うのが20センチ弱ぐらいしかありません。
そこで考えたのですが、パレングラスの真上に吸水のパイプを設置すれば、CO2はそのままフィルター内まで流れ込み、「溶解率は上がるのでは?」と思いました。
しかしCO2の気泡が直接、濾過材に触れた場合バクテリアの繁殖等に支障をきたすのではと悩んでいます。こんな変な悩みを抱えている私にどうかご意見を頂きたいのですが、よろしくお願いします。

A95.フィルターには入れないように
パレングラスが水深20cm程度のところにしかセットできないとのことですが、その程度あれば十分ではないかと思います。
確かに気泡が無くならずに水面に達してしまうのは(ランニングコストの高いCO2システムを使用している場合は)かなりもったいなく感じますね。
しかし、これが水深40cmにセットできたとしてもそれほど大きく変わるわけではないと思います。

もし、溶解せずに気泡のまま逃げてしまうCO2がどうしても許されないのなら外部式拡散筒などCO2ロスのもっと少ない溶解方法を選択した方が良いと思います。
パレングラスについては「水深15cm程度のところにセットできればそれ以上深くにセットする必要はない」という話を私は新潟のADAショップの店員さんから聞いた記憶があります、ただ昔の話で私の記憶も曖昧なので、パレングラスのセットをする水深についてメーカーでの指導などがあるかもしれませんから気になるようならADAのホームページに行かれて質問されては如何でしょうか?

濾過装置にCO2を引き込むのはバクテリアへの影響などを考えてしない方が良いと思います。

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