よしを’S質問箱
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Q135.水槽セットについて教えて下さい。
【テル&ヨシさんからの質問】
当方、熱帯魚を飼育しだし二年が経過しますが、魚はグッピー、プラテイーの繁殖にも成功し、まずまずの成果を認めておりますが、こと水草となりますと、有茎性の水草でもある程度までは成長するものの、何度かトリミングしているうちに徐々に枯れていく状態の繰り返しでした。
今回貴方のHPを拝見し心機一転し、外部フィルター、CO2連続強制添加、照明を追加し、底床も貝殻入りの大磯砂より新たにマスターサンドなるものを購入し、貴方の「初めから苔を寄せ付けない」を参考にし60cm水槽をリセットし、パイロットフィシュとし飼育していたエンジェルフィシュ(体幹部で約直径cm)4匹を入れましたが、幾つかの問題が発生しました。
  1. 貴方の「初めから苔を寄せ付けない」を熟読したつもりでしたが、いきなりミスをしてしまいました。
    と言うのは、セット時より大量の水草を導入してしまいました。
    具体的にはハイグロフィラ(ハイグロフィラ・ローザネルビスを含む)30本、アマゾンソード10束、ウィステリア10本、カポンバ10本、ミクロソリウム2ポット、アヌビアス・ナナ2ポットを植裁しました。
    10日後にはハイグロフィラの背丈は倍近くに成長しておりますが、7日頃より茶苔が水槽ガラス面及びアヌビアス・ナナに付着しております。
    このまま苔を放置しておいて良いのでしょうか、また水草も放置しておいて良いのでしょうか?
  2. 週に2回の水換えを施行し約2週間経過しますが、アンモニア、亜硝酸ともに測定出来ません。エンジェルは非常に元気で喧嘩ばっかりしております。
    パイロットフィシュをもう少し増やした方が良いのでしょうか?
  3. 外部フィルターはエーハイム2213ですが、設置場所の関係もあり水槽と同じ面に設置しておりますが、頻回にフィルターからシュワーと言う音と共にエアーが排泄されます。
    せっかくのCO2連続強制添加も効果が減少すると思われます。
    現在もう少し低い所に設置しようと検討中ですが、このエアー噛みを防止するには外部フィルターをどれくらい水面より下げれば良いのでしょうか?
Q135.パイロットプランツ&フィッシュ
発生している茶色の苔は、水槽立ち上げ時に必ず発生して濾過が出来上がる頃には無くなる苔です。
オトシンクルスが好んで食べますので、オトシンクルスを5〜10匹程度入れるのが良いでしょう。
水草に付いた苔は取りにくいのでどうしようもないですが、ガラス面に付いた苔は水換えをする度に苔取り用の道具で取った方が良いでしょう。

パイロットプランツは出来るだけ底床に土壌バクテリアを繁殖させるために、抜いたり刺したりを極力少なくして根を出来るだけ長く張らせた方が良いのですが、ハイグロフィラのたぐいは下手をすると1週間で10cmほど伸びることもあるので、水深の1.5倍程度に成長して水面をたなびくようになったらトリミングした方が良いでしょう。

スペースがあり多少見栄えが悪くなっても良いのなら抜いてカットして差し戻しをするという有茎草の通常のトリミングの仕方ではなく、抜かずに草の丈の半分ぐらいの所でカットして切り取った先の部分をまた別なところに植え込めば良いと思います。

大量の草が植わっていますのでなるべく上手く維持して出来るだけ最後まで草を残したいところですが(アマゾンだけは残るのが1株で良いでしょう・・(^^;))ミクロソリウムとアヌビアスナナは成長が遅いのでこの時期に水槽に入っていると苔にやられる確立が高いです。

水槽内でなるべく光の当たらないところに移動するか、現時点で苔がひどい場合は水槽から取りだして水を張ったバケツにでも待避し2週間程度して水槽が少し落ち着くまで温存しておくのも良いかもしれません。(その間外に出したり日の光を当てたりというふうに光を当てなくても、部屋の明かり程度の所に置いてあれば大丈夫です)

パイロットフィッシュは特に増やさなくても良いでしょう。
換水をきちんと実施していて水質が安定していそうなら苔防止用にオトシンクルスとヤマトヌマエビを入れれば良いと思います。

パワーフィルタから出るエアーは設置する位置とは関係ないと思います。
たぶんバクテリアが活動したときに出される二酸化炭素などのガスだとおもいますので、必然的な物だと思います。
ただフィルタから発生するガスも濾過の安定加減によって多く発生したり発生が少なかったりするようなので、これから状況が変わればエア噛みの状況も変わるかもしれません。

水槽からフィルタまでの引き込み経路に隙間が有ったりしてもエア噛みになることが多いですので、その点は再チェックした方が良いでしょう。

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