よしを’S質問箱
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Q165.蛍光灯自作について教えてください
【けいいちんさんからの質問】
はじめまして。けいいちんと申します。蛍光灯自作について教えていただきたいのですが、よしをさんの水槽診断システムを行い、蛍光灯の光量が低いと診断されました。
120×45×45の水槽なのですが、20w×6本をつけています。
そこで40w×2の蛍光灯を自作したいのですが、どのようにすればいいのでしょうか?
よしをさんはアングル台で作ってらっしゃったのですがよろしければ教えてください。

A165.自作40w蛍光灯
まず、いつものことですが自作や改造は全て自己責任で実施して下さい。
ここでご紹介する内容について、機能や安全性などを私が保証するものではありません。

作成の方法ですが、ホームセンター等で”穴あきのアングル棒”とそれらを接続するボルト・ナット等を購入します。
売り場に行けば接地する部分に履かせるゴムのキャップなど色々な物が並んでいますから、必要そうな物を選んで買いましょう。

カットは手動式の専用工具で行います。
アングル棒を売っているたいがいのホームセンターでは買ったお客さんが自分でカット出来るように工具を貸してくれたり、一カ所の切断に30円などの料金を取って切断してくれたりしますので、そういった所で買いましょう。
もちろん長さや必要なパーツなどは事前に設計し計算しておく必要があります。

初めに135cm×20〜30cmの長方形を作成します。
これに蛍光灯ユニットが取り付いて120cm水槽に乗る形になります。
(40w蛍光灯はコネクタ込みで130cmの長さになるため、装置全体の長さは135cm程度必要)

必然的に135cmの装置を乗せるので120cm水槽では両端が7cm程度水槽からはみ出る形となります。
(余談ですがジャレコの130cm水槽というのは40w蛍光灯をすっぽり納めるための規格で130cmという不思議な長さになったらしいです。)

先に作った長方形はそのままでは水槽に乗せられませんから両端から10cm程度の所に4本の足を取り付けます。
パイプやホースが通る高さ、夏場の熱対策などを考慮して足の高さを決めましょう。

うちではアクリル水槽なので水槽枠の部分には内側に”返り”がありそこに足が乗るように設計しました。そういった部分の無い水槽では何か工夫が必要でしょう。

全体の形が出来たならそこに蛍光灯をセットする装置を取り付けます。
これもホームセンターや秋葉原、日本橋などへ行けば、安定器が内蔵された5cm×5cm×130cmの直方体の蛍光灯ユニットが1個2〜3千円程度で売っています。

それを取り付けるのですが、そのままではつきませんので、初めに作成したアングルの長方形の適当な所に木材で2カ所橋渡しを作ります。
蛍光灯ユニットと、アングルの長方形をよ〜く眺めるとどの場所にどういうふうに付ければ良いかが分かります。

その橋渡しをした木材に蛍光灯ユニットを木ねじを使って固定します。

あとは配線をして水槽に乗せれば出来上がりです。
まわりを黒いアクリル板で塞げば見た目も綺麗になります。

難点はこの作りでは重量がかなり重くなってしまうと言う事です。
通常のアクリル水槽などで上部濾過装置が乗ることを予想して出来ている水槽ならこの程度の重さの物を乗せても問題ないでしょうが、今流行の枠無しガラス水槽などの場合は危険かもしれませんのでショップやメーカーにそういった重量物を乗せても問題ないか確認した方が良いでしょう。

文字ばかりの説明で分かりづらいと思いますが分かってもらえたかな?
そのうち時間が出来たら自作のコーナーへ画像付きで作り方を乗せますね!(いつになる事やら・・(^^;)

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