よしを’S質問箱
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Q223.底床からの気泡
【大橋さんからの質問】
いつもこのHPを参考にさせていただいています。

さっそくですが、先日、水槽を眺めていたところ、ときどき大き目の気泡(直径1−2cm)が、底床からポコと舞い上がることに気がつきました。
気になったので、30分くらい見ていると2回ほど起こりました。(暇人です。)
底床にガスが溜まっているためと考えられますが、これは底床の状態が良くないことを示しているのでしょうか?
その場合、何を行うべきでしょうか?
それとも、このような現象は、自然なことなのでしょうか?

水槽のデータは、以下の通りです。
SetUp:1998.9
サイズ:60x45x45
底床:サンディーゴールド(6cmくらい)
照明:20Wx5(NAランプ)
ろ過:2224(シポラックス&パワーハウス)
CO2:1秒1滴(JARECO)(夜間のエアレーションはしていません)
Ph:6.5から7.0
水草:ホレマニーG、クリプト数種、ブリクサE、ポリゴナムSPピンク、グリーンロタラ、
ロタラマクマンドラ、タイガーロータスR
魚:アピスト(6)、小型カラシン(いろいろ20)、オトシン(5)、大和沼えび(20)
メンテナンスは、毎週1回換水20L、および、有茎草トリミング時に底床を掃除しています。
水道水のPhが高いので、Phダウンで調整しています。そのほか、プラティK、ECAなどを添加しています。
おきまりの黒髭苔に悩まされていますが、目立った問題はありません。(ロタラマクマンドラは、よくいじけます。)

よろしくお願いします。

A223.底床からの気泡
底床がどのような状態であるか、また発生しているガスはどのような物かにもよりますが、底床からガスが発生するのはよくあることです。
好気性の状態であれば硝化菌による二酸化炭素発生があるでしょうし、嫌気的部分では嫌気性細菌による窒素ガスの発生が考えられます。

いずれも水槽の底床で発生しておかしくない作用です。

ただ、あまりにも嫌気的な部分が多くなりすぎたり、通水性があまりにも悪いため底床の腐りが発生ている場合は水草の育成などには悪影響が出てきますので、そうであるならば何らかの改善をしなければなりません。

水草が普通に育っている場合や定期的に底床掃除を怠らない環境では問題ないと考えて良いでしょう。

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