よしを’S質問箱
分類 @@#CO2#@@
Q508.CO2の添加方法
【バカ親父さんからの質問】
こんにちはよしをさん
1年ほど前に子供にせがまれ熱帯魚を飼いはじめ、いまでは私がはまってしまっているバカ親父です。
飼いはじめてから、熱帯魚飼育について書かれたホームページがたくさんあるのに気付き、取り掛かりの間違いに気付き、死んでいった魚たちに申し訳ないことをしたと、反省しています。
そして、そのホームページにある美しい水草水槽に魅せられ、なんとかそんな水槽ができないものかと、がんばっていますが、いかんせん魚が多く、よしをさんがすすめられている貧栄養の水槽には程遠い状態であろうと思われます。(だいぶ苔ました)
さて、CO2の添加方法の質問なんですが、現在ADAのCO2アドバンスシステムを使いパレングラスで水槽内に添加しているのですが(シャワーパイプの下に設置し、泡が水の流れにのるようにしている)、かなりの泡が水面に到達し、大気中に出て行っているようで、もったいない気がしています。そこで、思いついたのですが、シャワーパイプに穴をあけ、そこにグラスカウンターからのチューブを直接つなげば、シャワーパイプ内の水流でCO2が攪拌され、よく溶けるのではないかと考えました。この方法は何か問題になることがあるでしょうか。
たいした問題ではないのに長々とすいません。よろしくお願いします。

A508.CO2は高いもの?
小型ボンベ式のCO2を使用していると、CO2ボンベという消耗品のランニングコストが結構掛かるので、なるべくCO2を無駄にしたくないという気持ちに成りますよね?
ADAのレギュレータを使用しているとADA以外のボンベは使えませんからさらにそういった悩みは痛切かもしれません。

そういった場合パレングラスやCO2ミスティー等の細泡方式の拡散システムでは水に溶けずにCO2が逃げてしまっているのも気になります。
外部式拡散装置は水槽内に邪魔な拡散装置を置かなくても良いというメリットの他に使用するCO2のガスが1泡残らず全て水に溶かして絶対に無駄にしないというメリットもあります。
また同様にニッソーのトルネードやヂュプラのリアクターといった貯ガス式+水流導入といった装置もあります。

お考えのようにシャワーパイプの水の流れを利用してCO2を溶かすというのはよく使われる方法ですが、単純にシャワーパイプにCO2を導いただけでは結局シャワーパイプからCO2ガスが吐き出されて水面に逃げてしまうという事も多いですので、多くの場合は水槽内に貯ガス式拡散装置を設置し、そこにシャワーパイプからの水を引き込むという方法が良く取られます。
ま、それを製品化したのがトルネードやリアクターというものですから、そういった商品を買ってきて使うのが一番良いと思いますが、比較的自作などの工夫で実現しやすいですから、一度商品を見てみて自分の手でまねて見るというのも良いかもしれません。

ちなみに大型ボンベ(5Kg)の場合、容量的には小型ボンベの65倍以上も有りますが値段は2,000円〜5,000円程度です。
大型ボンベの場合は小型ボンベに比べてCO2の値段が20〜30分の1という訳です。
そのぐらいなら多少CO2が逃げていっても一向に気にならなくなるので、小型ボンベをやめて大型ボンベに切り替えるという事も対処としては良い方法かもしれません。

よしを’s質問箱トップへ

よしを’sホームページへ