Ｑ５６６．グッピーについて教えて下さい。

【巻北小学校世話係さんからの質問】
メスのグッピーのおなかがふくらんでいます。

生まれるのでしょうか？
教えて下さい。

Ａ５６６．グッピーの繁殖

メスでお腹が大きくなっている場合は稚魚が生まれる可能性が高いです。
グッピーは卵胎生という特殊な繁殖をする魚なので、卵をお腹の中に生んでそこで孵化した稚魚がメスのお腹から出てきます。
一端産卵受精してお腹に生んだ卵は３〜５回ぐらいに分けて稚魚が放出されるようです。
親は稚魚を生んでも近くに居る場合食べてしまいます。
多くの稚魚を繁殖したい場合はメスを専用の産卵箱（稚魚が生まれると箱の底のスリットから箱の下層に落ちて自動で親と稚魚が別れるようになっている）に入れてそこで生ませるか、稚魚を見つけたらスポイドなどで吸い取って別な水槽に隔離するなどすれば良いです。

餌は親と同じ人工餌を細かくすり潰して与えるか、ベビー用の人工餌を与えれば十分です。

卵胎生メダカの仲間は繁殖しやすく不用意に数を増やすと後で困ったことになることも多いので、稚魚の隔離や保護はよく考えてから行った方が良いです。
水草などが多少入っている水槽では隔離しなくても自然に少しの数は生き残り大きくなりますので、自然に任せた方が良い場合もあります。

グッピーは繁殖や交配などが非常に研究されている種類なので、グッピーを専門に扱っているｗｅｂサイトやショップに行けばもっと色々な情報が得られると思います。

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