よしを’S質問箱
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Q640.水槽を立ち上げて4日目です。
【くまきちさんからの質問】
ネオンテトラの飼育を夢見て、やっと一念発起!(衝動買いとも言うかも…)遂に始めました。
しかし、大きな水槽は置けないために、GEX製のデスクボーイというセットを購入しました。
水槽(幅:60.0、奥行:17.5、高さ:18.8)底面フィルター、蛍光灯1本、パワーヘッドというセット内容です。水の容量は約15Lと書いてありました。

それに、底砂4kと、ヒーターと、イミテーションの水草と、GEX製のローターSという投げ込み式フィルターに0.8Lのエアーポンプをつないであるのが僕の水槽です。
水槽を立ち上げて、2日間魚は入れずに回して、3日目にphと亜硝酸濃度を測定した所、問題はなかったので、パイロットフィッシュとして10匹のネオンテトラのSサイズを入れました。
本日4日目。水質は問題なし。しかし、テトラが水槽の隅っこの方に固まっていてなかなか真ん中を泳いでくれません。元気はありそうに見えます。パワーヘッドの水流がきつすぎるのでしょうか?

質問はいくつかあるので箇条書きにします。

1.この水槽で、パワーヘッドとローターSを24時間回し続けるのは水流がきつすぎるのでしょうか?
もしそうなら、ローターSの濾過機能だけでいいのでしょうか?(底面フィルターの意味がなくなるが…)
2.蛍光灯は24時間つけっぱなしにしなければいけないのでしょうか?水温との関係はありますか?
3.この小さい水槽の場合の換水は1回につき、どれくらいの量を換えればいいのでしょうか?
また、頻度は大きい水槽の場合と同じでいいのでしょうか?
4.今後、水槽が安定したら、カージナルテトラとグリーンネオンをそれぞれ10匹づつ位入れたいのですが、過密すぎますか?
5.ショップで、ネオンテトラの飼育水というものを勧められて買いましたがまだ使ってません。次の換水の時に使っても、薬漬けになりませんか?

熱帯魚を飼うのは初めてなので、とても気を遣っています。できれば1匹も死なせたくないので初歩の初歩くらいのアドバイスもお願いします。
HPは経験者の方々には凄く内容の濃い物と思いますが、僕のような超初心者にはちょっと難しかったです。
濾過の話は大変参考にさせていただきました。
僕もショップで、最低10日間は、魚は入れないで水を作れ!!といわれたクチですから…
これからはHPを参考にうまくやっていきたいと思います。

長々とすみませんでした。お手数ですがよろしくお願いします。

A640.初めての水槽
1.装置の構成が具体的には分からないのですが、標準セットの底面濾過を行う装置は、シャワーパイプなど水に空気が溶け込むような装置は付随しているでしょうか?
もしエアレーションの作用も兼ね備えているなら、水流が強いと思われる場合は標準の底面濾過装置だけにした方が良いです。
底面濾過というのは非常に能力が高いので、元々の水槽セットに付いているなら、それを使わない手はありません。
魚が角の方に逃げているのは水質が安定していないためと、その環境に不慣れなせいだと思われます。
濾過がきちんと機能して水槽に慣れてくれば、多少の水流があっても泳ぎ回るはずです。
2.蛍光灯は朝点けて夕方消します。
餌を与えるためと、人様が鑑賞するためですので、昼間家を留守にするのであれば帰宅後に点灯して夜寝る前に消灯すれば良いでしょう。
蛍光灯とは別に、24時間機能しているヒーターなどの保温装置は夏場以外は必要です。蛍光灯を長い時間点けていると苔のもとですのでなるべく短い時間の点灯にします。

3.換水量は多くても少なくてもかまいません。
1リットルでも12リットルでもかまいません。
但し、量が少なければ回数を多くする必要があります。
また、水質が安定していなければ多くの水を換えてしまうとバクテリアにダメージがあるので、濾過が安定するまではせいぜい1/2以下の量にしておいた方が良いでしょう。

4.全部で30匹のテトラ類なら少し過密気味ですが大丈夫だと思います。
但し、この先苔取りにエビやオトシンなども入れたくなるでしょうから、そういった魚を入れるために少し少な目にしておいた方が良いと思います。
多くの魚を飼育すると、それだけ水が汚れやすく成りますので、水質に注意して換水もこまめに行うようにする必要があります。

5.成分が何で出来ているか分からない物はなるべく使わない方が良いです。
あなたはその謎の水や薬品をコップに入れて飲みなさいと言われたら飲めますか?
自分が飲めないような水を水槽に入れること自体間違っているのです。

残念ながら私のホームページには「始めてみよう熱帯魚飼育」というようなページは有りません。
そうった内容はどこか別なところですぐに見つけることが出来るからです。
当ホームページではそういった内容以外に、アクアリウムを楽しんでいく上での考え方や、新しい楽しみ方、また賢いアクアリウム用品の揃え方や使い方、アクアリウムという趣味の世界の素晴らしい面と、それに反して一部の悪い面、等を理解してもらうためのページがほとんどです。
いずれタメになると思いますので、アクアリウム百科事典アクアテロリストのコンテンツは、時間が有れば読んでみて下さい。

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