よしを’S質問箱
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Q766.底庄の砂について
【ふじさんさんからの質問】
はじめてお尋ねします。このHPでかなりの知識と経験が身についたように思います。
水槽立ち上げ4週とビギナー中のビギナーです。3週目に亜硝酸濃度が0.3mg/l以下になりました。
さて、質問ですが、底の砂についてです。今、量販店の真似をして肌色のろ過砂利を使用していますが、砂利の袋には1年で取り替えてと書いてありますが、近くの専門店の人があの砂は最初は悪いものを吸着するがその後は逆に出してしまうので急に魚が死ぬことがあると言われあせっています。
そこで水も安定して水草のレイアウトも大体決まったので砂を変えようと考えています。普通は大磯砂がいいようですが、コリドラスのために1ミリ粒のセラミック砂(レンガ色)を入れようと考えていますが、この砂はメンテナンスをすれば半永久に使えるものでしょうか。

水槽 60cm水槽 上部式ろ過(ウールマット、セラミックボール)
魚 ロングフィンゼブラダニオ5匹、オトシン2匹、コリドラスジュリー2匹、ヤマトヌマエビ1匹
水草 ウィローモス活着流木、アマゾンソート、アナカリス
換水 亜硝酸濃度が下がってからは週1回3分の1水道水の置き水と換水
その他 最初亜硝酸試薬が真っ赤のころゼブラダニオ、エビが1匹づつ亡くなりました。
A766.半永久の底床
レンガ色のセラミック砂と言われてもそのような商品は沢山有りますので、それがどのような特性の砂かは私には判断しかねます。

基本的には底床というのは一般的な粒状の物か、せいぜい多孔質でバクテリアの定着が良くなっているような物までにとどめて、吸着能力やイオン交換能力のあるような物は使わない方が良いです。
例えば現在使われている”底床にも使える濾材”がゼオライトと同じ様な特性を持っているとしたら、使用している期間の長短に関わらず塩分を含んだ魚病薬を使ったりすると、それまでに吸着した物を吐き出してしまいます。
もしかしたらその肌色の濾材はただの多孔質なだけで、汚れが貯まって掃除し難くなるだけなのだが、それにかこつけて1年で買い換えさせようと言う説明になっているのかもしれませんが、いずれにしてもそのような事を言われる底床は使うべきではないでしょう。

ということで、今度交換しようと思われている底床が吸着能力やイオン交換能力を持った物ではなく、アクアソイル系の土底床の様に粒が潰れてしまうような物でなければ、洗って半永久に使える底床だと言えます。
購入時にその2点を店員さんに確認すればよいと思いますよ。

コリドラスのことを考えるなら粒が小さめで粒の角がとがっていない物を選ばれればよいと思います。、

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