抗酸菌症

 ミコバクテリヤ菌(抗酸菌)の寄生によりなる病気で痩せてきて慢性的な状態となります。この菌は内蔵の部分に白点のように存在しています。直ぐ死ぬようなことはないのですが、つくべき肉の部分が少なくなりガリガリとなっていきますから鑑賞価値は低くなります。

 金魚での発生が認められており、ネオンテトラやグラミィ、ディスカスはこの菌を比較的持っている保菌魚が多いようですが、発病するケースでは分かり難いようです。(淡水魚では約54%、海水魚で約12%が保菌していると報告されています。)

 もし、興味があられる方は魚の腹にハサミを入れて確認していただければと思います。

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