よしをのホームページユーザーテスト

第1回「ミラクル1」テスト結果

テスト実施者「copapa」さんからの結果報告


このページはよしをのホームページユーザーテストのコーナーで実施された第1回「ミラクル1」に対するテスト結果報告のページの一部分です。
各テスト実施者からのテスト報告のページは全部で7ページ存在します。
正確なテスト結果の情報を得るために必ず第1回テスト結果報告のトップページからご覧になる事をお勧め致します。
尚、いかなる理由でも当ページへダイレクトにジャンプするリンクを設定する事は禁止致します。

【事前テスト】

2002年12月16日実施
バケツを使用して水槽水にてテスト
水量3Lに対しミラクル1 1.5ccを添加
(正規使用量から3Lに対し1.5cc程度が適量と判断)

添加前水質:  6.21pH 2KH 3GH  36CO2 ---O2 ---その他
添加後水質:  4.14pH 1KH 3GH  32CO2 ---O2 ---その他
エアレーションをせず、添加後 5分の測定

ミラクル1添加前のpH

ミラクル1添加後のpH

ミラクル1と木酢液

上記に対し一般的に藍藻に使用される木酢液を測定する事にする
水量3Lに対し木酢液1.5ccを添加
(株式会社アプロットの製品を使用)
添加前水質:  6.21pH 2KH 3GH  36CO2 ---O2 ---その他
添加後水質:  6.09pH 2KH 3GH  32CO2 ---O2 ---その他
エアレーションをせず、添加後 5分の測定

ちょっと一言:
・劇的なPH変動に驚かされる。生体に与える危険性が高すぎると判断。
・900*450*450水槽に対し正規使用量が15〜18目盛りと表示されており、これはミラクル1約一本分に相当する。コストも高い。

【本テスト】
本テスト テスト実施当日編

まず、報告に入る前に私はミラクル1の総発売元であるアクアシティーや、HP管理者であるよしをさん、またその他のアクアメーカー各社と利害関係の全く無い一般ユーザーである事を改めて宣言する。

ミラクル1添加時刻 2002年12月17日16時30分頃

添加前の状況

2002年8月中旬、引越しの都合で水槽をリセットする。
リセット直後よりアオコが発生。こまめな換水と数日間の徹底的な光の遮断により難なくクリア。しかし、その直後より藍藻が底床に出現し始める。
再度、こまめな換水と数日間の徹底的な光の遮断により勢力は一時的に衰えはするものの、壊滅までに至る事は無く木酢液を使用する事にした。
木酢液を一箇所につき約2cc程、注射器にて直撃。全体的に白く変色し一見壊滅したかの様にも見えるが10日〜15日で藍藻は復活。
この木酢液直撃作業を約2ヶ月半続けて現在に至る。
当日は3週間程前に多少大目に木酢液を直撃した為か、藍藻の勢いは感じられないが確実に増えているのは間違い無いという状況。

環境
水槽:90cm
濾過機:エーハイム2217
濾過材:エーハイサブストラット中心
底床:ソイル系
照明:32W×4+18W
照射時間:8時間(タイマー制御)
CO2:みどボンによる強制添加(ビートルカウンターにて3滴/秒)
エアレーション:夜間に3時間(タイマー制御)
肥糧等:メネデール・イニシャルスティック・ブライティK
生体:カージナル3匹・ヤマト沼エビ20匹・オトシンクルス4匹・トーマシー1匹
水草:トニナsp・グリーンロタラ・ラージパールグラスがメイン
水質: 6.55pH  2KH  3GH  28CO2 

添加直後〜5分後の状況

添加前

添加中

添加後約3分経過

水質: 6.55pH  2KH  3GH  28CO2
上の画像をご覧下さい。約1.5CC添加しました。はっきり言って画像では差が判りません。実際に目の前にしている私にも差が判りません。その後、3CCを同じ場所に追加する。計4.5CC添加。
何となく部分的に白く変色しだす。

添加後30分後の状況


添加後、約3時間です。画像で判りますか?真っ白と言っても良いでしょう。この時点では少なくとも木酢液と同様の効果。もしくは色だけ見ればそれ以上に白いです。現時点では合格点を差し上げます。ただし、藍藻はここからが問題なんですよねえ・・・。

水質: 6.23pH  2KH  3GH  32CO2

ここまでの総使用量:4.5CC

本テスト テスト実施11日目

初添加よりその後の経緯。
テスト箇所に4.5CC添加後、その当日中に水槽全体の藍藻発生箇所に同様に添加する。
約一週間後、テスト箇所以外の箇所で藍藻が復活。
改めて、その箇所にはミラクル1を追加する。
総添加量 約35CC

テスト箇所11日目

11日目の様子です。木酢液を使用した際は10日を過ぎた頃から明らかに復活の兆しが見られたが、今のところ大きな変化は見られません。しかし画像下部をよくご覧下さい。判りますか?何となくみどり色になりつつある気配が感じられます。テスト箇所には先日ご報告した通り4.5CCのみ添加でその後一切の添加はしておりません。十分添加したはずですが添加量が少ないのでしょうか?

本テスト テスト実施17日目

11日目から17日目までの経緯 ミラクル1の追添加、一切無し。
以前より水槽内に浮かべていたリシアが増えたのでタイルに巻きつけてレイアウトをする。
グリーンロタラ・ロタラインジカをトリミングする。

テスト箇所17日目

ん〜。画像で判りますか?
11日目の報告では藍藻の気配が感じられると述べさせて頂きましたが今回は気配が感じられません。
藍藻の気配が有ると言えば有るし、無いと言えば無い様なとっても微妙なところです。
しかし、今まで17日目といえば木酢液をとっくに追添加しておりましたので、抑止力は木酢液よりも優れているかも知れません。

本テスト テスト実施22日目

17日目から22日目までの経緯
ある方からアヌビアス・ナナ5株を頂き水槽内に浮かべる。
水換え1/2を実施。
ミラクル1追添加無し。

テスト箇所22日目

17日目の報告と同様 大変、微妙なところです。個人的には、そろそろ藍藻克服宣言をしたいところですが、もうしばらく観察を続けます。

左の画像をご覧ください。
これはテスト箇所にいつも登場していたE・テネルスです。
実はこのテネルスはテスト箇所の目印の為に、テスト初日にこの場所(テスト箇所から4センチ)に植え込んだモノです。流石に調子が悪い様子です。
ランナーも一切伸ばしておりません。
しかし、だからと言って枯れてもいない様子です。

次の画像をご覧下さい。
これはテスト箇所画像のバックに登場していたグリーンロタラ(若干赤くなるタイプ)です。
テスト箇所から20センチ離れて以前より植えてあったモノです。
フラッシュで若干色が飛んでいる様にも見えますが影響は特に出ていない様子です。

本テスト テスト実施38日目

22日目から38日目までの経緯
水換え1/2を実施。
ミラクル1追添加無し。


画像では大変判りづらいかと思いますが藍藻はどこにも見当たりません。
また、水槽全体を見渡しても気配すら感じません。

結論

当方の環境ではミラクル1を使用する事によって、藍藻撲滅に成功したと言えると思います。