水草水槽技術集
エーハイム等のポンプのメンテナンス

エーハイム等のポンプ用品、インペラーと呼ばれる内部の羽の部分を除けばその装置は10年でも20年でも使い続けられる優れた物です。
そのインペラ部は消耗品であるため摩耗によるがたつきが発生したりすれば交換しなければなりません。
説明書通りに作業すれば簡単に交換できますので、もし貴方も無交換で1年以上経過している場合は予備の容易をしておいた方が良いでしょう。

丁度うちの1200で使用しているポンプの動作音が少し大きくなってきたのでインペラを交換しました。このポンプは普段揚程が大きく負荷が高いのか1年程度で音が大きくなります、そういうときにはインペラ交換すると静かになりパワーもUPします。

アクアショップへ行けばこの様なパッケージでインペラの部品が販売されています。
少し大きめのショップでなければ取り扱っていないかも知れませんが2〜3軒のチョップを回れば見つかるでしょう。
中の軸だけでの販売もされているようですが、私は交換するときに軸と羽両方を同時に交換するようにしています。
なぜなら摩耗するのは軸も羽も両方摩耗する事を考えると片方だけ交換してもダメでしょうから。

エーハイムでは色々なタイプの部品が有りますから自分の使用しているポンプやパワーフィルターに一致したタイプの物を用意します。
電源周波数によっても部品が違うみたいですが、地元で買えば間違いないですね。
画像はうちで使っている1048ポンプ用の50Hz用部品です。
たしか1,400円程度で購入しました。

折角パッケージを開けて交換しますから、ついでに付属のブラシで綺麗に掃除しておきます。
この内部にゴミや砂が噛み込んで羽が折れたり磁石が割れたりする事故もあるそうです。
綺麗に掃除して、そういったことの時のために常にインペラの予備は用意しておきます。

ここでちょっとした技のご紹介、2213や2215でも同様ですが、インペラの部品は羽・軸・軸受けのゴムの交換となります。
羽と軸は指で引っ張れば簡単にはずれますが、軸受けのゴム特に装置の奥側はなかなか外れないときがあります。
外れるときは軸と一緒に簡単に外れますが・・・
そういったときはピンセットで引っ張ろうがラジオペンチを持ち出そうがなかなか外れないんです。
私は3時間悪戦苦闘した結果画期的な交換用工具を発見しました。
ワインのボトルオープナーです!!
こいつで中のゴムを刺しねじって取り出します、この方法を知っていれば軸受けがとれにくくてもすぐに外れます。

取り外した古い部品。


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