水草水槽技術集
藍藻対策木酢液

水槽のガラス面と砂利の間だって結構苔が生えたりして汚いですよね、ひどい場合は藍藻が入り込んだりして・・
それを一気に綺麗にする、その上水槽内の殺菌作用も向上させ濾過バクテリアの活動にも良いという魔法の木酢液を紹介します。
もちろん私が紹介するのは園芸用品ですが、同様の作用の物がアクアメーカーからも販売されていますから料金のことを気にしなければそれらを利用されるのも良いかと思います。

木酢液は植物の持つ殺菌作用成分のフィトンギットを抽出した物で今回のように苔や藍藻の有る部分に注入しても効果がありますが、流木や堅い葉のアヌビアスナナの苔には水槽から取り出して木酢液を3倍程度に薄めた液を苔の付いている部分に薄くハケで塗り、水ですすいでから水槽に戻すと苔が無くなります。
また水槽水に1日1cc程度を添加すれば水槽内のバクテリアや水草の活力が上がるというメネデールと同じ様な効果も有ります。

今回はこの様に水槽のガラス面と砂利の付近に繁殖している苔と藍藻を退治します。

これが木酢液です、ホームセンターの園芸用品等で売っています。
どうも少し大きめの園芸用品を扱っているところでないと置いていないようです。
私も近くのホームセンター4軒のうち1軒にしか置いていませんでした。
これは近くのドイトで380円で購入しました。
アクア用品で同じ容量を購入すると・・・・

針の付いた注射器で2倍程度に薄めた木酢液を1カ所に0.5〜1cc程度づつ注入します。
沢山やった場合は水槽内の木酢液の濃度が上がりすぎてその殺菌作用でバクテリアや水草に影響があるかもしれないのでこの後換水した方が良いらしいです。

12時間後の同じ部分です。
特に冬の水槽と室温の温度差が有る期間にこの辺に苔が良く発生しますが、そんなときも効果てきめんです。


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