ヒメコウホネ
Nupher subintegerrimum

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[スイレン科コウホネ属]
 コウホネよりかなり小さく、葉は丸葉の浮き葉でよほど混み合ってませんと抽水状態の立ち上がりはしません。試しに完全に陸上で育てて見ましたらコウホネ風の気中葉を作りました。
 花は黄色で、花後、果実状の黒い実がなります。そのうち果実が割れて中から柿の種に似た白いゼラチン状のものに覆われた本当の種が出てきます。この白いゼラチン状のものは1−2日で溶けて黒い種だけが残ります。漢字名は姫川骨。近似種にオグラコウホネ、ネムロコウホネ、オゼコウホネがあります。
(写真 左 ヒメコウホネ、 右 種子)


分布等
項 目説  明
 和 名 
ヒメコウホネ(別名:)
 漢字名 
姫川骨
 科 目 
離弁花亜綱スイレン科コウホネ属
 学 名 
Nupher subintegerrimum
 分 布 
中部以西、鹿児島川内川。
 その他 
近似種にオグラコウホネ、ネムロコウホネ、オゼコウホネ



草の特徴
項 目
説  明
生育環境
浮葉性・多年草。水中葉、浮き葉よりなる。
たまに気中葉を見る。
水中葉は薄く柔軟。水槽で映える。
繁殖・越冬
種子または根茎で越冬
葉の形
卵形または円形・広長楕円形
葉の先端
円頭
葉の基部
やじり形
葉の縁の形(葉縁)
全縁
茎への葉のつき方(葉序)
根生
葉と茎の間の柄(葉柄)
円柱状中実
地下茎
根茎は泥の中を横走
花のつき方(花序)
お椀状の黄色
葉の色
淡黄緑色





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