よしを’S質問箱
分類 @@#アクア一般#@@
Q988.亜硝酸濃度が変化しない
【恋さんからの質問】
水槽診断にて、以下の回答がでました。

「アンモニアまたは亜硝酸が危険なレベルにあると言うことは濾過が全く機能していませんし、そのままでは水槽にいる生体にも危険です。
まずは水換えを行ってください。
水換え以外の事はとりあえずしなくても良いです。
即刻水槽の水を半分捨てて代わりに新しい水を塩素中和し温度を合わせた状態で水槽に入れます。
アンモニアや亜硝酸が危険なレベルだからと言って濾過装置を洗ったり水槽全体を洗ったりしてはいけません。」

水槽立ち上げからほぼ1ヶ月です。
1週間目に亜硝酸とPHを測定したところ、PHが少し高いくらいで亜硝酸は問題ありませんでした。
その後(3〜4日後)、コケが発生してきたので、亜硝酸濃度を測定しました。
危険値だったので、簡単に掃除をして1/3ほど換水しました。
翌日、再度、亜硝酸濃度測定をしたところ、危険値のままでしたので、今度は、1/2換水しました。
また測ってみたのですが、数値に変化はありません。
そのまま様子をみて、6日後1/2換水しました。
換水直後、亜硝酸濃度を測定・・・やはり、危険値です。
診断では、とにかく換水をすることを示唆していますが、替えても替えても変化がないようです。
これは、水そのものが良くないのでしょうか?
地下水なので、特に中和剤などは使用していないのですが、それが良くないのでしょうか?
セットで売られている水槽を購入し、ショップで組み立てをしてもらいました。
砂や濾過材もショップにおまかせでセットしてらいました。なので、詳細な名称を記憶していません。
濾過装置の白いマットは一度交換していますが、他は洗浄もしていません。
魚は、現在、エンゼルフィッシュ1匹、ブラックテトラ10匹、ネオンテトラ8匹です。
照明は18w蛍光灯2灯です。水草は入っていません。
また、油膜が浮いていたり、小さな気泡が浮いているときがあるのですが、これはなにが原因として考えられますか?餌のせいでしょうか?
亜硝酸濃度が危険値であることも影響しているのでしょうか?
魚を増やそうと思っているのですが、この問題が解決しないと出来そうもないので困っています。
なにもわからなくて、へんな質問をしているかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

A988.水槽診断
水槽診断でその結果が出た場合は、同時に必ず「よしを’s濾過話」を読むように指導されているはずです。
まずはその内容が理解できるまで何度でも「よしを’s濾過話」を読んで下さい。

亜硝酸濃度についてですが、もし測定した結果が正しいとするならば、変わらないからといって水換えしないのは大変危険です。
亜硝酸濃度が危険な値となった後でも、さらに亜硝酸濃度は上がり続けます。

危険な値ながらも魚がなんとか生きている状態なら、そのまま放置することによって亜硝酸濃度はさらに上昇し、もっと危険な値に成るからです。
最後は魚が確実に死ぬところまで至ると思います。

疑問なのは亜硝酸の濃度が正しく測定できているかどうかです。
水換え直後でも危険な値を示すというのが気になります。
まずは試しに水道水か買ってきたミネラルウオーターなどをコップに入れて、その水を対象に亜硝酸濃度を測定してみて下さい。
もし、その水でゼロを示さない場合は試験薬や試験紙が古かったりして効力が無くなっているか、または測定の方法が正しくないかのどちらかです。
亜硝酸や亜硝酸塩などは試験紙よりも試験薬タイプの方が正確に測定できますので、今使っているのが試験紙タイプなら試験薬に買い換えることをお勧めします。

もしコップの水ではゼロを示すなら、水槽水は本当に危険なレベルの毒水に成っているということを示していますので、何度でもどんどん水換えしてノーマルなレベルの亜硝酸濃度になるまで水を換えて下さい。

買い換えた試験薬で自宅にて飲食に使っている井戸水を測定して亜硝酸濃度がゼロでなかった場合は、住んでいる自治体に連絡して井戸水の水質調査をしてもらった方が良いと思います。

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